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002.フィリピンは投資に向いている?(セブ島不動産投資コラム)

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002.フィリピンは投資に向いている?


みなさま、こんにちは。
株式会社ソーシャル・フラッグの藤江です。

APHOCでのコラム第二回目です。
前回はセブシティについて簡単にご紹介させていただきました。

不動産屋さんがない・・・

いや、驚きました。
今までお住まいを探してこられた現地のみなさま、さぞかしご不便だったことでしょうね。

これまで不動産賃貸業が育ってこなかった背景。
おそらく、数年~十数年前までは、さほど必要に駆られなかったのかも知れませんね。

今でこそ、目覚ましい発展を遂げつつあるセブシティですが、
まだ外国人の流入も少なく、コンドミニアムもあまり建てられていない頃、
現地のみなさんには、

「家なんてそんなに急いで探さなくてもいいや」

というのびのびとしたフィリピン人らしい考えがあったのでは、と勝手に想像している次第です。

今では近代都市として大きく発展する中で、賃貸需要がどんどん大きくなっています。
日本とは違う、フィリピンの賃貸事情については、現地で不動産業を営む業者の視点から、また改めて詳しくご説明しますね。

さて、そんなフィリピンですが、

・実際どんな国なのか?
・今後発展するのか?
・投資に向いているのか?

あまりフィリピンに馴染みのない方には想像しにくいかも知れませんね。
今日はフィリピンという国について、みなさまに少し知っていただきたいなと思います。


フィリピンは人材の宝庫!

現地の若者 非常に親日的で朗らか

フィリピンの街を歩いてみて、ふと気付くことがあります。
それは
「お年寄りがほとんどいない」
ということです。

ビジネス街でもショッピングモールでも、目に入る人は若い人ばかり。
セブのディスコも若い人で溢れかえっています。

私もいい年をしてはしゃいだ挙句、
ドリンクに入った氷にあたって丸1日起き上がれなくなりました(笑)

基本、生水は飲めません。
店で出されるドリンクは当然ミネラルウォーターを使っているのですが、
店によっては氷に使う水は生水を使っているところもあるとのこと。
見分けは難しいそうですが、穴の開いた氷には注意した方がいいね、と後で教えて貰いました。
先に言って欲しかった・・・

私の苦い思い出はさておき、街に若者が溢れかえるフィリピン。
それもそのはず、実にフィリピンの人口の約半数がいわゆる若年層、20歳以下なのです!

現在の人口は9500万人を数え、2050年には1億4千万人を超えると言われています。平均年齢は23歳です(貧困層など捕捉出来ていないケースもあり、実際は統計より若いとも言われています)。
生産年齢人口(働く年齢層)がこれから激増し、人口ボーナス期(人口の増加が経済発展にプラスに働く期間)がアジアで最長の2045年まで続くと予想されています。

しばしば、経済発展の根拠とされる数値が「人口」。
アジア圏で比類のない生産年齢人口の増加が、フィリピンの経済発展を約束している、と言われています。

「でも、人が増えればいいってもんじゃないでしょ?」

そうかも知れませんね。

意外(と言っては失礼かも知れませんが)なのが、フィリピンの教育水準の高さです。

フィリピンには、高等教育機関(大学以上にあたる教育機関)の数が1600校以上あります。これはアメリカに次いで世界第2位。進学率は、日本・韓国・シンガポールに次いでアジアで第4位、35%ほど。

しかも、多言語国家であることやアメリカの植民地であった影響もあり英語が公用語(世界第3位の英語国家)。
高い教育を受け、英語を話せる人材がそこらじゅうに溢れているわけですね。

フィリピン 外資企業のコールセンター

そんな質の良い労働力が、フィリピンでは月2万円~3万円程度で雇用できる。
アメリカ企業を筆頭に、フィリピンがオフショア拠点として高い注目を集めるのもよく分かります。
PEZA(フィリピン経済区庁)の、外資企業への破格の優遇措置も相まって、企業が続々と進出。フィリピンの経済規模を強力に押し上げている、まさに今が成長期なんですね。
(PEZAについてはまた後日詳しくお話しします)

ちなみに、
当社が運営するスカイプ英会話のフィリピン人講師も、非常に綺麗な英語を話します。
大学以上の教育を受けた方の英語の質は本当に非常にいいです!
しかもフィリピンはスペイン系、中国系、現地系などの混血がすすみ、様々な顔立ちの方がいらっしゃるんですが・・・美人が多い!

是非お試しに、弊社が提供しておりますスカイプ英会話を受けてみて下さい(笑)

話が逸れましたが、
そういった背景からも、フィリピン経済と、一人あたりのGDPがどんどん伸びているわけです。

2012年の経済成長率は政府目標の5~6%を上回り(予測6.5%)、2013年、2014年も6~7%と予想されています。

大手格付会社は昨年一年間で9回に渡りフィリピン国債の格付けを上げ、
フィリピンペソの価値も堅調に上がっています。

一人あたりのGDPはここ10年で実に2倍に倍増。豊富な生産年齢人口が、不動産購入層へと着実に育ちつつあります。

更にいうと、当然の流れかもしれませんが
「英語を話せて、高い教育を受けた人材」は、多くは高所得を稼げる海外に出稼ぎに出ます。
医療分野や金融など、様々な業種で多彩な人材が欧米へ進出し、高い所得を得てそれを国内に還元(海外のフィリピン人が国内の家族に送金する額は、GDPの10%にも及びます)。
そして海外から資産運用、または家族に住まわせる為に国内の不動産を購入。
これがフィリピン不動産市場の成長を支える一因となっています。

「そんなに素晴らしい市場なら、なんで今まで投資されてなかったの?」

当然の疑問ですね。


投資後進国フィリピン

非常にざっくりと歴史を紐解くと・・

戦後の1950年代「アジアの優等生」と言われたフィリピン。
ところが1960年代から凋落の一途を辿ります。

1965年から20年余り続いたマルコス政権による独裁と腐敗の時代を経てすっかり外資からの信用を失います。
ピープル・パワー革命(暴力無き革命)で政権を奪取したコラソン・アキノ大統領も経済での貢献度は低く、1992年に就任した次のラモス大統領の頃にようやく外資を迎え入れる法整備が進んだとはいえ、交通インフラや電力供給などの課題の解決が遅れ、近年ようやくそれらが整い始め、外資の注目が集まり出した、というところでしょうか。

ちなみに2010年から就任している現職ベニグノ・アキノ3世大統領は、かのコラソン・アキノ元大統領の息子さんで、大変国民の人気があります。
愛称はノイノイ、らしいです。
愛称はかわいいですが・・見た目は・・なかなかの貫録です。

クリーンな政治や貧困問題の解決を標榜している、国民の信頼の厚い大統領です。
ぜひ諸問題を解決に導いて欲しいものですね。

政治体制はアメリカを原型とした立憲共和制。三権分立、立法府は二院制、国家元首は大統領。
フィリピン南部ミンダナオ島のイスラム圏を中心としたモロ解放戦線との和解も最終局面に入り、一般的に多く見受けられるフィリピン政治へのネガティブな見方よりは、かなり安定したイメージです。

そして外資を受け入れる為の様々なバックアップ、移住を推進する制度改革や都市開発と、投資環境を強力に支える姿勢を示してくれています。

政治・経済両面から見て、投資先として非常に魅力的なフィリピン。

今、現地からは外資から敬遠されていた時期があったとはほとんど感じられません。

セブのディスコは今日も元気な若者たちでいっぱいです。
お正月には新年を祝う爆竹がそこらじゅうで鳴らされます。
そして爆竹でケガをした人たちで病院が溢れかえります・・・えっ!?

これが冗談ではなく、年始の病院はみなスクランブル体制を取り、政府や自治体からは「爆竹禁止令」が発令されるほどだそうです。
それでも鳴らしてしまうわけですが・・・

いや~、明るくて元気なのはいいんですが、
ケガをしない程度にしなくてはいけませんね(汗)

それはさておき、
さる3月14日、東京丸の内の“東京會舘”にて行われました

・日比経済委員会
・駐日フィリピン共和国大使館
・日本貿易振興機構(ジェトロ)
・日本アセアンセンター

共催での「フィリピン投資セミナー」に参加して参りました。

フィリピン政府高官から聞く、
今後のフィリピンの、国としての経済発展への取り組みには
非常に心躍るものがありました。

http://social-flag.com/news/popup.php?id=20130315125315

フィリピンは今後の発展が大変楽しみな、投資先としても大変有望な市場と言うことは間違いなさそうですね!

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

今回はあまり不動産のお話には触れませんでしたが、
時差1時間、片道4~5時間の距離にあるフィリピンを、少しでも近くに感じていただけたなら幸いです。

次回はいよいよ不動産市場のこと、まずはフィリピン不動産市場における「キャピタルゲイン」の仕組みについてお話ししたいと思います。

どうぞご期待ください!



藤江洋三



藤江洋三

藤江プロフ写真

株式会社ソーシャル・フラッグ
海外事業統括マネージャー

ジーケーライングループにて、海外進出を推進、 海外事業を統括。
1年半に渡る調査・準備期間を経て不動産賃貸業の最適地としてセブに拠点を構築。 現在は、グループ内子会社を設立し、 フィリピン・セブを中心に下記の事業を展開。
・不動産賃貸仲介業
・不動産売買サポート
・海外進出企業支援
・移住・留学サポート

法人・個人問わず、日本人のグローバリゼーションを支援している。
マニラ拠点設立も準備中。

閉塞感のある日本。今こそ、海外市場の高い成長力を生かして「数年、数十年先に不安を感じる日々」を「数年後、数十年後が楽しみでワクワクする毎日」に変える!をコンセプトに活動中。「フィリピン不動産投資」「フィリピンへの移住・リタイアメント」「セブ留学セミナー」など、様々なテーマでセミナー講師も勤める。


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